株式会社協和日成 札幌支店 | 大塚 亘(おおつか・わたる)
(※掲載情報は2021年3月時点の内容です。)
同業他社を経て2020年に入社。前職でもガス工事に携わっていたという、
根っからのガス工事スペシャリスト「配管匠人」。
ガス管の埋設から住宅内に設置するガス器具の配管まで、割りと大掛かりな工事から住まいの内部までといった仕事を担っています。現場作業で手が足りない場合は実作業に当たることもありますが、私の役割としては現場管理です。スポーツにたとえるなら「プレイイングマネージャー」のようなイメージと言えますね。
私が担う現場管理は、主に工事の進捗管理です。もちろん、それ以前の部分として安全管理もあります。この安全管理には、特に気を配っています。作業員がケガをしないよう安全設備や作業員の動きを見ながら、作業自体に不具合は無いか? という部分をチェックします。
また、戸建て住宅での工事が主であるため、お客様との接点が多い仕事です。こう話すと意外に思うかもしれませんが、機器の設置や配管の通し方などについて「ここはどうしたら良いですか?」といったお客様へのご相談、あるいは工事関係者の車両駐車位置お決定など、周囲に気を配りながら行う仕事でもあります。
そうして工事が滞りなく終わると、お客様に喜んでいただけます。そこがやりがいといえるでしょうか。それとも、配管がイメージ通りキレイに仕上がったときの気持ち良さかな。その両方が一体になって「やって良かった」と思えているのかもしれませんね。
私がこのガス業界に飛び込んだときは、もう20年近く前のことですが、昔ながらの業界イメージ通り「恐い先輩や親方」が居ました。私も怒られるたびに「今に見返してやるぞ」という一心でしたね。ですが、だから今があるとも言えるので、当時の私の肌に合っていたのだと思います。
現在は、どこの会社でも同じだと思いますが、恐い親方や先輩はあまり見かけなくなりました。それでも少しキツイ口調で注意される場面というのは、「危険な行動」に対してだろうと思います。ガス工事の現場では、スコップや電動ドリルの使い方一つにも気を配らないと危険ですからね。
とにかく、若い人に対しては特に「ケガだけはさせたくない」という思いと、「早く一人前の技術を身に着けてほしい」という愛情を、先輩たちはみんな持っていると思います。
仕事のやり方なども、今はしっかりとステップアップしてもらえるようマニュアル化されています。一つひとつの作業も、手取り足取り、私たちが実践して見せながら身に着けてもらっています。
ですから、皆さんには〝安心して〟ガス工事業界へと飛び込んで来てほしいですね。
[配管匠人の所属会社]:株式会社協和日成