
田中 滉大
本支管 #01北ガスジープレックス株式会社
INTERVIEW
小田島 忍
入社のきっかけ
自衛隊退職後、次の仕事を探すまでの“つなぎ”としてこの会社に入社し、最初は交通誘導員として働いていました。そこでガス工事を目にし、道路を掘り起こしてガス管を設置する作業に強く惹かれたんです。『面白そうですね』と現在の上司に話しかけたところ、『やってみないか』と声をかけられ、私の人生は一変しました。北海道ガスの緊急保安グループで16年間、ガス臭などの緊急対応に携わり、現在は、お客様のお宅にガスを供給する工事のリーダーとして、若手を指導しています。偶然の出会いが、生涯の仕事につながった瞬間でした。
業務に携わってよかったこと
この仕事の魅力は、人々の生活に直接寄り添えることです。お客様から感謝の言葉をいただいた瞬間に、何よりのやりがいを感じます。何もないところから道路を掘り起こし、生活に必要なインフラを構築していく―その過程で最初に『これだ!』と感じた時の印象は、今も全く変わりません。特に印象に残っているのは、飲食店の営業を続けられるよう、状況に合わせて柔軟にガス工事を行った際、お客様が大変喜んでくれたことです。目には見えにくい部分で社会を支えている仕事の価値を、日々実感しています。
目標にしていること
先輩から教わった『やりすぎてちょうどいい』という安全への姿勢を、常に意識して仕事に取り組んでいます。それに『プラス1』の気持ちで業務にあたること、これが私の信条です。また、現場を美しく保つことも大切にしています。作業が終わった後は周囲をきれいに整え、飛んでいるものまで拾い集めて帰る—この姿勢も先輩から受け継いだ教えです。今度はこの思いを次の世代に伝えていくこと、それが私の使命だと考えています。技術だけでなく、仕事への姿勢も含めて継承していきたいです。
休日の過ごし方
休日は思い切り睡眠をとることを大切にしています。2時間や10時間など、体が求めるままにしっかり休息をとるようにしています。睡眠は体力回復だけでなく、バイタリティのバロメーターでもあると考えています。プロ野球選手の大谷選手も睡眠を重視していると言われるように、体を使う仕事だからこそ、しっかりとした休息が必要なんです。毎日の現場での緊張感や体力勝負の仕事を続けるためには、休日のリセットが不可欠。充実した休息があるからこそ、また新しい週を元気に始められるのだと実感しています。